真空管の交換で、アンプの音質を飛躍的に改善できます
真空管の最適化により、音質改善ができることは周知の事実ですが・・・
でも。真空管選びは、難しいのです。
「どの真空管を選べばよいのか、迷ってしまう。」
このサイトをご覧いただいたほとんどのお客様はそう感じたのではないでしょうか。
「選ぶのに疲れてしまった。」
「真空管の種類が多すぎて選びきれない。」
「ギターアンプにはどれがいいの?」
こんにちは、ヴィンテージサウンド代表の佐々木です。
これらの声は、真空管アンプオーナーの一番の悩みと断言できます。
でも、真空管の選び方がわからなくても、心配することはありません。
むしろ、わからなくても当然なのです。
なぜなら、あまりにも、選択するための条件が多すぎるからです。
それでは、具体的に見てゆきましょう。
ギター・ベースアンプ
ギター・ベースアンプの場合には、使用ギター、使用アンプ、演奏ジャンル(ロック、ブルース、ジャズ等)、真空管、演奏者のサウンド嗜好(歪み、クリーン等)、ワット数、スピーカ、演奏環境(スタジオ、ライブ会場、PAの有無等)などの条件により、アプトプットされるサウンドが決定されます。
これらの中でも、とりわけ真空管は、増幅作用を有する心臓部であり、影響力が大きくサウンドキャラクタの決定権を持つものとして、最も重要な要素ということができます。
つまり、同じEL34であっても、低域が出ないものや、高域が出過ぎるもの、中低域が良く出るものがあります。
したがって、「腹に響くようなズ太い」理想サウンドを求めているのに、高域が出過ぎるEL34を使っていたでのは、当然そのような音にはなりません。
また、どうしても、存在感のあるパワー管(EL34等)に目がいってしまいがちですが、プリ管(12AX7、12AT7等)との組み合わせも、重要な鍵を握っています。
この組み合わせをどうするかが、真空管選び、ひいては理想サウンドの実現に向けた最終目的となりますが、それこそ、組み合わせパターンが多すぎて選びきれるものではありません。
お客様の声 ギターアンプ編
実際に、真空管選びをお手伝いさせていただいたお客様の声です。
ギターアンプ(CARVIN LEGACY2 VL100) オーナー K様 東京都
ヴィンテージサウンド様
お世話になります。
真空管が無事に届きました。
迅速な対応をしていただき誠にありがとう御座いました。
届いた真空管を早速アンプに取り付け音を出してみました。
音を出した瞬間から、あまりの変貌にびっくりしてしまいました。
なめらかな高音
伸びの良い音
とても穏やかでキメ細かい歪み
マスターヴォリューム、チャンネルヴォリュームをいっぱいに上げても耳障りになることもなく、「音質、音量、音圧」すべての要素が心地よい響きになってスピーカーから出てきます。
最初に乗っていた真空管の歪は、若干荒々しく高音がちょっとキツク立つ音質でヴォリュームを上げると耳が痛い感じはありましたが、決して悪くは無いと思っていました。
交換前のアンプの気になる点及び、こういうサウンドが欲しいという点を、お伝えしてヴィンテージサウンド様に勧められた真空管でまさに自分が思っていた音質で高音が全く痛くなく包まれるような音質になりました。
勧められた真空管、エージングランクがプレミアム、これらが絶妙だったのと思います。
今回、ヴィンテージサウンド様にお願いして大正解だったと自分で音を聞いて確認致しました。
次回の購入の際には、また宜しくお願いします。
ありがとうございました。
ギターアンプ(Fender Dual Professional)オーナー S様 福岡県
ヴィンテージサウンド
佐々木様
前回ともども早速のご対応ありがとうございました。
今回は、無事にインストールできました。
本日は、集合住宅在住なので小音量でのサウンドテストでしたが、求めていた音質、音圧やバランス等が出ており、最高という言葉が陳腐なくらい感動しました。
次回のスタジオ入りが待ち遠しいです。
所有のアンプは、Fender Custom ショップ製であったのでデフォルトでもかなりクオリティが高いと思っていたのですが、バイアスフリー倶楽部入会時に頂いた測定結果でデフォルトの真空管が酷いかということが解りました。
今回、御社にお願いして大正解だったと確信しております。
次回購入の際には、また宜しくお願いいたします。
有難うございました。
2010年6月26日
オーディオアンプ
オーディオアンプの場合には、使用ソース聴き(CD、アナログ)、使用アンプ、再生ジャンル(クラシック、ジャズ、ヴォーカル等)、真空管、オーナーのサウンド嗜好、ワット数、スピーカ、再生環境(自宅部屋、専用リスニングルーム等)などにより、サウンドが決定されます。
これらの中でも、使用アンプの主役である真空管は、いうまでもなく、サウンドを支配するデバイスです。
したがって、再生ジャンルによって、真空管の最適化を図ることが理想サウンドで鳴らすためのポイントとなります。
つまり、クラシックのオーケストラでは、楽器の種類が多いことから重低音から超高音まで再生できる広い周波数帯域、楽器間の分離度の高さ、高解像度を実現する真空管をセレクトする必要があります。
一方、ヴォーカルの場合には、ヴォーカル領域の中音をキレイに再生することはもとより、息遣いや、音の艶っぽさをも表現できる真空管が望まれます。
しかしながら、数ある真空管の中から、これらの理想サウンドに近い真空管を選ぶのは、広い砂漠の中から宝石を見つけるようなものです。
オーディオアンプの場合も、例外ではなく、プリ管とパワー管との組み合わせにより、宝石になったり、駄石になったりするため、真空管のセレクト作業が一層困難なものになります。
なお、ありったけの組み合わせを実機で音出しをしながら、トライ&エラーで最適な真空管の組み合わせを見つけるのなら話は別ですが、お金と時間がいくらあっても足りません。
お客様の声 オーディオアンプ編
実際に、真空管選びをお手伝いさせていただいたお客様の声です。
オーディオアンプ(McLntosh MC2102)オーナー T様 愛知県
ヴィンテージサウンド
佐々木様
おはようございます!
お蔭さまで昨日、無事に商品をいただきました。
早速交換してみましたが、本当に驚きました!
繊細なヴァイオリン、真珠の珠が次々に転がり落ちていくようなピアノの音やホールの空気感、等々。
管球アンプって、球を変えるだけで、あんなに音のレベルが変わるのですね。
これまで自分のシステムでは聴くことができなかった音に感動しました。
どうもありがとうございました。
オーディオアンプ(Luxman MQ70)オーナー H様 新潟県
佐々木様へ
真空管をセレクトして下さいまして、ありがとうございました。早速新しい真空管を取り付けました。
ご指導どおり、以前に比べて歪が少なくなり、スッキリした音になりました。
また、しなやかさを残しながら音場が広がり、埋もれていた情報が現れました。
これは予想以上の変化で、自分の思いどおりの別音場が現れた事で、新たな世界が広がったようです。
スピーカーユニットは以前より太い音が出ていますが、まだ対応しきれずに空回りしています。時間と共に密度が濃くなってきて、どんな響きになるか楽しみです。
音楽に浸りたい文系オーディオマニアにとって、真空管は闇の世界でした。
自作マニアの実験を拝見しても意味不明です。
ところがヴィンテージサウンドさんの記事に触れて、「互換性」と「バイアス調整」の意味が分かり、早速30年来愛用したアンプにある「へたった真空管」の交換を実行しようと思った次第です。
老舗アンプの伝統音を自分勝手に変えてはいけないという罪悪感と、カートリッジ交換のように自由に自分の世界を創りたいという欲望の葛藤は、ヴィンテージサウンドさんがあっけなく解決してくれました。
真空管アンプが本来持つ性能を引き出してもらいまして感謝いたします。
マイクプリアンプ
マイクプリアンプの場合には、使用マイク、使用プリアンプ、録音対象(楽器、男性ヴォーカル、女性ヴォーカル等)、真空管の特性、録音者のサウンド嗜好、録音環境等により録音成果物のクオリティが決定されます。
まず、マイクプリは、前述したギター・ベースアンプやオーディオアンプとは真空管事情が大きく異なります。
それは、使用している真空管の本数が1本か2本という、極めてシンプルな真空管構成である点です。
シンプルであるが故に、真空管がサウンドに与える影響は絶大でそれこそ、たった1本の真空管の交換で、別格サウンドに変化させることもできるのです。
が、しかし、どの真空管を選べば良いかという問題は以前として残ります。
また、マイクプリ用の真空管はサウンドキャラクタの他に、ノイズレベルが低いということも録音系機材の宿命として要求されますので、確かな目と耳で真空管を吟味する必要があります。
お客様の声 マイクプリアンプ編
実際に、真空管選びをお手伝いさせていただいたお客様の声です。
マイクプリアンプ(サミットオーディオ 2B A-221)オーナー S様 岩手県
ヴィンテージサウンド様
真空管が無事にとどき、早速交換してみました。
ノイズが激減し、音量も上がったような気がします。
細かいところや、小さな音量のところも格段に聞こえるようになり、正直びっくりしました。
音質が変わるのが嫌で、ハイエンドなノイズゲートを検討しておりましたが、問題解決しました。
本当にありがとうございました。真空管の機材がたくさんありますので、これからもよろしくお願いします。
さらに、真空管選びを難しくする要因とは
いかがでしたか?
上述した諸条件を考慮して、ピンポイントで真空管を選ぶのは、相当困難であると、容易に想像が付くと思います。
さらに、真空管選びを困難にしている要素としては、真空管のサウンドキャラクタがわからない、というものです。
例えば、EL34 TUNG-SOLのサウンドキャラクタを明確に答えられるでしょうか。
ネット等では、「EL34 TUNG-SOLに交換したら、こんなサウンドキャラクタになりました。」という情報が見られますが、条件が異なるため、あまり役に立たない場合が多いのです。
このような状況に鑑みて、私は、真空管のプロフェッショナルとして、お客様のお一人、お一人の好みを十分に伺った上で、オーダーメイドの真空管選びのお手伝いをさせていただければ幸いです。
ご用命いただいた際には、弊社独自の評価データ、豊富なコンサルティング実績、知識を総動員して、お客様の理想サウンドを叶える真空管を