ギターアンプメーカーの一つFenderを愛用されている方も多いと思います。
手元にはこのFenderブランドのプリ管12AX7がありましたのでご紹介します。
![](https://vintagesound.jp/wp01/wp-content/uploads/2023/08/IMG_58921.jpg)
赤いボックスにおなじみのFenderロゴがプリントされております。
その横は、プリ管12AX7です。
拡大してみましょう。
![](https://vintagesound.jp/wp01/wp-content/uploads/2023/08/IMG_58931.jpg)
プリ管の管壁には、ゴールドのFenderロゴマークが見えます。
ここまで見ると、一般の方は、Fender製のプリ管と思われるでしょうが、全然違います。
ここで、プリ管を180度回転させてみると。
![](https://vintagesound.jp/wp01/wp-content/uploads/2023/08/IMG_58941.jpg)
シルバーで12AX7WC SOVTEK MADE IN RUSSIAのプリントが見えます。この真裏には、Fenderのロゴがプリントされております。
実は、Fender製ではなく、よく聞くSovtek製なのでした。
OEMでもなく、Sovtek製のプリ管に堂々とFenderのロゴマークがプリントされ、販売されております。
他の製品であれば、FenderがSovtekに商標権侵害で訴えられるところですが、なぜか真空管に限ってはこの辺がユルイのです。
Groove TubeもTADも同じ方式のWネームで堂々と販売されております。
真空管メーカー(Sovtek等)がその辺寛大なのか、販売側(Fender、Groove Tube、TAD等)がユルイのかは定かではありませんが、真空管業界では普通の光景です。
本家のSovtek 12AX7WCと並べて記念撮影でも。
![](https://vintagesound.jp/wp01/wp-content/uploads/2023/08/IMG_58961.jpg)
投稿者プロフィール
![佐々木 英明](https://vintagesound.jp/wp01/wp-content/uploads/2024/11/社長笑顔-150x150.png)
- 代表取締役 真空管を業として27年
-
東京都青梅市在住
株式会社クリエイティブファクトリー 創業者&代表取締役
【保有資格】
第1級陸上無線技術士
電気主任技術者
電気通信主任技術者
「真空管と質屋をこよなく愛する青梅人」で、質屋初代で質蔵を2つも建てたことがあり、電気系に強く自分で特許出願ができるという特技を持つ。
1991年 株式会社リクルート入社
1994年 都内大手特許事務所にて特許出願を担当
1998年 「ヴィンテージサウンド」にて真空管の輸入販売で創業
2000年 法人成りにより合資会社ささきに組織変更 資本金110万円
2012年 資本金1000万円に増資
2013年 株式会社クリエイティブファクトリーに組織変更
2014年 総合買取 にじや実店舗オープン
2022年 青梅街道 野上交差点そばに「にじや質店」をオープン
【好きな仕事】
真空管の輸入販売、音響コンサルティング、ブランド品・貴金属・時計等の真贋鑑定、質屋、古物商
【運営サイト】
質屋の「にじや質店」 https://nijiya-7ten.jp
真空管専門店の「ヴィンテージサウンド」 https://vintagesound.jp.jp
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